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何気ない「食べること」に宿る祈りと感謝 〜健康の原点は食卓にある〜

2025年06月01日 07:00:00

あなたは毎日の食事の中で、
「いただきます」や「ごちそうさまでした」と、
自然に口にしていませんか?

子どものころから当たり前のように
繰り返してきたこの言葉。けれど、
改めてその意味を考えてみたことはありますか?

じつはこの
「いただきます」
「ごちそうさま」
という言葉には、
日本人が大切にしてきた
“祈り”と“感謝”の心が、
ぎゅっと詰まっているのです。

たとえば、目の前に出された
食材を育ててくれた
自然からの恵みや
農家の方々への「感謝」

その食材の命を、
自分の命の一部として
いただくという「祈り」
こうした想いが、
たった一言の言葉の中に込められています。

食べることは生きること、 
そして「神事」だった


「食べることは生きること」
とよく言われます。

それは単に栄養を摂るというだけでなく、
ココロとカラダの健康を守る大切な行為であり、
もっと言えば“生き方そのもの”
に直結しているのではないでしょうか?

伊勢神宮をご存じでしょうか?
日本人の心のふるさととも言われるその場では、
なんと1500年もの間、戦時中も
一日も欠かすことなく続けられてきた
神事があります。

それが「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」
という神様への食事の儀式。
毎朝と毎夕、
神様に食べ物をお供えし、
感謝の心を捧げているのです。

こうしてみると、
私たちが日々、何気なく行っている
「食事を作る」「食事をする」という行為も、
実はとても尊く、神聖な時間だと
思えてきませんか?
何気ない毎日にも、
実は「祈りと感謝」が息づいている。
それが日本人の心であり、
食卓にこそその原点があるのです。

「時短」「簡単」の先にある、 
ほんとうの満足感とは?


とはいえ現代の私たちは、
忙しい日々に追われています。
朝から晩まで仕事に家事に育児に…。
つい「時短」「簡単」「便利」を
優先してしまうのも仕方のないことです。

キッチンを見渡せば、
便利な調理家電がずらり。
火を使わずに料理が完成する。
冷凍食品やレトルトを温めれば、
それなりの食事になる。
とてもありがたい時代です。

でも、ふと立ち止まって
感じたことはありませんか?


「お腹は満たされたけれど、
心はなんだか空っぽな気がする」
「こういう食事ばかりで、
本当に健康でいられるのだろうか?」
「食卓に、もっと“何か”が
欲しい気がする…」
そう、その“何か”こそが、
「感謝」や「祈り」といった
血の通った食の時間なのかもしれません。

感謝と健康を取り戻す、
食卓からの第一歩

「感謝」と「健康」は、
決して特別なものではありません。
どちらも毎日の食卓の中にあり、
小さな習慣の積み重ねで育まれていくものです。

ほんの少し手間をかけて食事を作ること。
「いただきます」と
心を込めて言ってみること。
食材に対して少しの時間でも
その想いを馳せること。
そして、「食べられること」に
感謝すること。
そんなささやかなことが、
身体の健康だけでなく、
心の豊かさ、そして家族との絆を
育ててくれるのではないでしょうか。


次回は、食事を通して
「自分を大切にすること」が
どのように人生の質を高めてくれるのか、
掘り下げてお話ししていきます。

どうぞ、次の一皿も
「感謝」とともに味わってくださいね。


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