病気に負けないひのきはアナタを元氣にしてくれる

「病気に負けない体をつくりたい」
と願うのは、誰にとっても自然なこと。
実はそれは、木にとっても同じです。
阿蘇・南阿蘇のひのきが
“病気に強い木”として育っているのは、
この地域特有の「冷涼で湿潤な気候」が
大きく関係しています。

熊本・阿蘇地域は、
標高が高く、夏でも比較的涼しいことで
知られています。
さらに、年間を通じて雨が多く、
空気中の湿度も高め。
この冷涼多雨な環境は、一見すると
「木にとって過酷なのでは？」
と思われがちですが、
実はひのきにとっては
“免疫力”を育むのに
理想的な条件なのです。

木が病気になる原因のひとつは、
人間と同じです「ストレス」。
極端な暑さや乾燥、
土壌の栄養バランスが崩れると、
木は弱って病気にかかりやすくなります。

その点、南阿蘇の土壌は
阿蘇山の火山灰がもたらしたミネラル豊富な環境。
加えて、冷涼で安定した気温と、
潤いのある空気。
つまり、ひのきが
「ストレスを感じにくく、
のびのびと育つ」
環境が整っているのです。

ひのき自体にももともと抗菌作用がありますが、
このような自然条件と掛け合わせることで、
さらに病気に強く、健やかに成長する木に育ちます。
だからこそ、南郷檜（なんごうひ）は
「健康な木」としての価値が高いのです。
ちなみに通常のひのきが
徳利病という特有の病気に罹る確率は32.7％
それに対して南郷檜（なんごうひ）は
たったの0.7％なのです。
これはストレスの違いとも言えるでしょう

南阿蘇の森に入ると、
ひのきの木肌がとても美しいことに
驚かされます。節が少なく、
まっすぐ伸びた幹は、
まるで迷いのない生き方を
表しているかのようです。
これらの木の多くは、
病気にかかることなく、
自然の力だけで100年以上
生きてきたものばかり。

実際、林業関係者の方にお話を伺うと、
南郷檜（なんごうひ）は
「手をかけすぎなくても丈夫に育つ」
そうです。
それだけ自然の力に支えられているということ。
農薬や化学的な処理に頼らなくても、
健康に生き抜く木がある――
そんな話を聞くと、
どこか私たち人間にも
通じるものを感じますよね。

現代の暮らしは便利になった反面、
私たちもまた“ストレス”を多く抱えています。
人との関係、仕事、生活習慣…。
そんなとき、南郷檜のように
「無理をせず、自然に寄り添う生き方」ができたら、
もっと健康的に、もっと楽に
毎日を過ごせるかもしれません。

そして何より、病気に強く健康に育ったひのきは、
その香りやエネルギーを通して、
使う人の心と体をも整えてくれます。
家庭用やプロ向けのまな板や
持ち運べる蒸留水グッズ――
食事の時に使用するお箸
どんなかたちでも、南郷檜を身近に置くことで、
私たちの生活にもその“健康の力”は
静かに届いてくれるでしょう。

最後にわたし達は病気を防ぐため
いろんな情報を集め、努力してきました。
でも、ときには南郷檜のように
「環境に委ねて、自分らしく整える」ことも
大切なのかもしれません。

ひのきが阿蘇の冷涼多雨な気候の中で、
病気にならず健康に育っていくように。
私たちもまた、自分に合ったリズムと環境を見つけ、
心と体を労わることが、
本当の健康につながっていく――。

南阿蘇のひのきは、
そんな“生きるヒント”を、
静かにそばで教えてくれているのかもしれません。

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