【新連載】「がんばること」は危険信号の前触れ|南郷檜で作る特注のまな板は高品質で実用性抜群です。オーダーメイドのご相談はお気軽に。

【新連載】「がんばること」は危険信号の前触れ

2025年02月03日 07:00:00

「がんばる」が当たり前になりすぎていませんか?

「なんだか最近、息が浅い気がする…」
「週末も休んだ気がしない…」



そんな感覚、覚えがありませんか?
日々の仕事や家事、人間関係に追われて、
いつの間にか“頑張ること”が当たり前になってしまう。
それって、40代50代になると、
なおさら感じやすいものです。

わたし自身、木材業界に身を置いて20年。
全国の木材市場を回り、
セリの現場に立ち続けてきました。
毎日が競争で、正直、
心が張り詰めていた時期もありました。

でもある日、ふと感じたんです。
「木のそばにいると、なぜか落ち着く」と。
特に製材されたばかりの
“ひのき”の香りに囲まれたときの、
あの安心感というか
リラックスした気分は
言葉には言い表せられないくらい
格別なものでした。

これって、
ただの氣のせいじゃないんですよ。
木とともにある暮らしは
心の“呼吸”を取り戻す

ひのきの香りに包まれていると、
知らず知らずのうちに呼吸が深くなり、
スゥ〜と肩の力が抜けていくんです。

木材市場のセリ人という仕事柄、
さまざまな木材の香りと向き合ってきましたが、
その中でも「ひのき」が放つ香りや手触りには、
ほかの木とは違う見えないチカラを感じます。



科学的にも、
ひのきに含まれる「フィトンチッド」には、
自律神経を整え、
リラックス効果を高める働きがあるとされています。
血圧を下げたり、
集中力を高めたり、
免疫力を向上させるなど、
実はものすごく“頼れる存在”なんです。

これは、単に心地よい香りだから…
というだけではなく、
人間の本能的な感覚が、
自然と調和するようにできているからなのだと思います。
あなたの暮らしにも、“木の時間”を

ひのきを生活に取り入れると、
家の空気が変わるのを感じます。



たとえば、ひのきのまな板。
調理中にふわっと立ち上がる香りだけで、
「今日も頑張ってるね」って
木に言われているような気持ちになります。

ひのきの小物や家具を置くだけでも、
空間に“呼吸”が生まれるんです。

木材の仕事を20年やってきたからこそ
断言できますが、
“いい木”には、
人の心を整える力があります。

特に、ひのき。
それも、ただのひのきじゃなく、
長い年月をかけて育てられ、
山と人の手で大切に守られてきた「とあるひのき」には、
まるで「そこにいるだけでいいんだよ」と、
静かに語りかけてくれるような
深い安心感があるんです。
心が疲れたとき、必要なのは“静かな場所”



ここでちょっと振り返ってみてください。
大人になればなるほど、
「誰かに頼るのが下手」
になっていませんか?

「もっと頑張らなきゃ」
「自分がしっかりしないと」
そうやって、
自分の心を置き去りにしてしまう人、
実はとても多いんです。

でも、本当は──
疲れたときこそ、
自然に身をゆだねる勇気が必要です。

ひのきのある空間は、
そんなあなたの味方です。


あなたが求めているものは
人工的な見た目だけの癒しではなく、
自然がくれる本物のリラックス。
言葉に出さなくてもなんとなくですが、
木の香りと静けさが、
あなたの心をそっと包み込んでくれます。
まずは「日常生活の中で木と暮らすこと」を
思い出す時間を作ってみませんか?

もし、最近「自然」と
触れていないなと感じたら──
ぜひ、ひのきを暮らしに
取り入れてみてください。

リラックスの効果を期待するのもいい。
ただ木の香りを楽しむだけでもいい。

一日数分でも、“木の時間”を持つことで、
少しずつ、呼吸が深くなり、
心がほどけていくのを実感できるはずです。

そして、それは自分自身と向き合うための、
とても静かで大切な時間になるはずです。



これから、この記事では、
「とあるひのき」の持つ魅力と、
木とともにある暮らしの“効果”について、
私のセリ人としての視点とともにお伝えしていきます。

明日も楽しみにしていてくださいね。

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